初心者でも分かるドローンの操作方法とメンテナンスの基本

2016/08/20

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ドローンの送信機(プロポ)による操作方法

プロポとは

ドローンを操作するコントローラーのことを送信機、またはプロポと呼びます。これは、ラジコンの制御方法の1つである比例制御(プロポーショナル)の略からきています。ここでは、ドローンを操作するプロポのうち一般的な4chモデルの操縦方法を解説します。

2種類のドローンの操作方法

プロポにはモード1モード2の2種類の操作方法があります。ですが、それぞれで操作方法が全く異なるわけではなく、操作方法のスティックへの割り当て方が異なっているだけです。

puropo_miniドローンの操作は、スティックの入れ方により前後・左右・上下・回転の4種類の操作を組み合わせて行います。モード1は日本国内でラジコン飛行機の操作方式を受け継いできた操作方法。モード2は海外で主流の操作方法です。そのため、日本で市販されるドローンにはモード1が多いですが、モード切替が可能な機種もあります。

また4種類の操作方法(舵のとり方)をそれぞれ以下のように呼ぶので、覚えておくとドローン雑誌などを読むときに便利です。

  • 前後に動かす舵・・・エレベーター(前後への傾きをピッチと呼ぶ)
  • 左右に動かす舵・・・エルロン(左右への傾きをロール、このときの角度をバンク角と呼ぶ)
  • 上下に動かす舵・・・スロットル
  • 旋回する舵・・・・・ラダー(回転する動きをヨーイング、このときの機首の向きをヘディングと呼ぶ)

このように4つの舵をスティックに割り当てている場合、このプロポは4ch以上ということになります。チャンネル数が多いほど、ドローンに送る操作を増やすことができます。例えば、脚を引き込んだり、カメラを動かす信号を設定できます。

どちらの操作方法が良いのか

ラジコン飛行機の経験がある方は、慣れ親しんだモード1がよいでしょう。もしドローンが初めてという方には、モード2をオススメします。理由は、モード2のほうが、右スティックで平面的な操作、左スティックで立体的な操作と直感的に分かりやすいことと、空撮で操作する場合に、右スティックでカメラワーク(ズーム・チルト)をとりやすいからです。

ドローンの起動方法

ドローンの電源の入れ方

ドローンの起動方法は、間違うと事故に繋がる危険があるので、初めから正しく起動させる癖をつけましょう。

  1. ドローン、プロポの両方とも電源がオフであることを確認します。
  2. 安全のために、プロポのスロットルを下げておきます。
  3. ドローンが水平になるように設置します。
  4. 送信機→ドローンの順に電源をオンにします。

なぜこの手順が必要なのかを理解する

ドローンは電源がオンになった時点で機体の水平位置を認識するため、斜めの位置に設置してしまうとホバリングがうまくいかなくなってしまいます。また、電源の順番は、日常に飛び交っている電波がドローンに干渉し、誤作動を起こす(ノー・コントロール状態、いわゆるノーコン)のを防ぐためです。電源を切る場合には、ドローン→送信機の順番でオフにします。

ドローンのメンテナンス

初フライトでは墜落、激突は避けられないものです。ドローンを飛行させる前後では、きちんとメンテナンスを行うのも上達するには大切な作業です。特に、ドローン本体に衝撃を受けた場合に、離着陸やホバリングがうまくいかなくなることがあります。そうした場合には、焦らず以下のとおりメンテナンスをしてみましょう。

水平検知が正しく行われているか

ドローンは機体の電源をオンにしたタイミングで、機体の水平状態を記憶します。もし傾いた場所で電源をオンにした場合には、空中での制御が傾いてしまうことになります。

まずは水平検知の失敗により、飛行がおかしくなっていないかチェックをしましょう。一旦、電源をオフにして、ドローンを水平な場所に置いて、再度電源をオンにします。これで水平検知が正常に行われているのか確認しましょう。

プロペラ(ブレード)のチェック・交換

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4つのプロペラの内、1つでも異常がある場合には、ドローンはうまく飛行することができません。飛行前後に、プロペラに異常がないかチェックしましょう。髪の毛などが絡まることで異常が発生することが多いです。そのほかにも、キズやヒビがないかを確認し、もし異常があるようならば、予備のブレードと交換しましょう。

プロペラ交換の注意点①

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ドローンのプロペラは4枚とも同じに見えますが、実は2種類のプロペラ(時計回り・反時計回り)が2枚ずつ使われています。

プロペラの表面に、回転方向を表す矢印マークや「C.W.」(クロックワイズの略、時計回りの意)「C.C.W.」(カウンタークロックワイズの略、反時計回りの意)といった表記があるので、間違えないように注意して同じ形状のプロペラと交換しましょう。

プロペラ交換の注意点②

プロペラにはオモテ・ウラがあります。基本的には印字がされている方がオモテ側です。

上記でうまくいかない場合は、トリム調整

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トリム調整とは、送信機のスティックの横に、飛行時のズレを修正するためのボタンが付いているので、これを1コマずつ押して、機体バランスを調整する作業のことです。

  1. 機体を少し浮かせ、ホバリングをしようとする
  2. このとき前後・左右・どのようにぶれるのかチェックして、機体を着陸する
  3. それぞれのスティックに対応する調整ボタンを1コマ修正する
  4. ホバリングが正常にできるまで、2と3の操作を繰り返す

コツは、1コマずつ調整することと、完璧な調整を求めすぎないことですね。

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