SUBARUだけじゃない!実はドローンも作っている富士重工とは?

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富士重工とは一体

会社概要

富士重工株式会社は、1917年に群馬県で飛行機研究所として設立されたのが起こりです。その後、中島飛行機として陸軍の戦闘航空機を製作していました。

戦後は、軍需⇒平和産業へ転換して、系列会社の分割・共同を経て1953年に富士重工業が設立されました。SUBARUのロゴマークの六連星は、「設立時の系列6社を総べる」という意味が込められています。

富士重工の3大事業

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  • 「スバル」ブランドの自動車
  • 原点である航空機開発
  • 産業機器の汎用エンジン

以上の3つ事業を主軸に展開していますが、売上の9割以上はもちろん自動車です。ドローン関係は、2つ目の航空機開発の中に含まれていますが、コンマ数パーセント程度だと言われています。

自動離着陸技術

飛行機製造を長年続けてきた富士重工は、自動離着陸の技術力に強みがあります。2002年に無人飛行機と無人ヘリで自動離着陸実験に成功し、2003年には日本初の小型航空機の完全自動離着陸に成功しています。

特許申請から見る富士重工ドローン

遠隔操縦観測システム

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三菱重工が、羽ばたき方式の無人航空機の特許技術を申請しているのに対し、富士重工は、有線式クワッド型の無人航空機の特許技術を申請しています。

現在、ホビードローンや産業用ドローンのほとんどは無線により操縦しています。縦横無尽に飛行するためには、有線が飛行の妨げになるからです。

一方、有線式の場合には、無線による通信が難しいロケーションにおいての活躍が期待できます。ドローンの活躍現場は得てして人間の活動の難しい環境が多いため、無線環境が整わない環境においても、ドローンコントロールが可能であることは優先式を選択する理由に十分成り得ます。

この場合にネックとなるのは、有線ケーブルの取り扱いですが、飛行を妨げないケーブル収容方式を考案したのが、富士重工ということになります。この方式が実現することで、主に産業用途でのドローンのさらなる活躍が期待されます。

陸上自衛隊向け無人ヘリ開発

by wiki

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1998年から富士重工業と技術研究本部による共同で開発が進められたのが遠隔操縦観測システム(FFOS:Flying Forward Observation System)です。FFOSは、無人ヘリによる情報収集システムのことで主に偵察目的、災害確認のために利用されます。2007年からは新無人偵察機システム(FFRS:Flying Forward Reconnaissance System)と改名されています。

民間向け無人ヘリ

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RPH-X SPEC(予定)
速度 150km/h
航続時間 6時間以上
ペイロード 100kg
エンジン レシプロエンジン
ローターサイズ 直径5m

これまで陸自向けに産業用無人ヘリ「RPH-2」を販売をしてきましたが、2015年パリ航空ショーにて多用途無人ヘリ(Multi-Mission Helicopter UAV)「RPH-X」を民間向けに開発を進めていることを発表しました。

RPH-Xには、スバルの自動車に採用されている「Eye Sight」の技術を生かした衝突防止システムを搭載しています。

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