Parrot社の水上走行可能な新型ホビードローン「Hydrofoil」とは?
Prrot社の新型ホビードローン「Hydrofoil」とは?
フランス・パロット社が展開するホビードローンシリーズ「Mini Drones」にまったく新しいタイプのドローン「Hydrofoil」が加わりました。「Hydrofoil」は、通常の4枚羽のドローンと水上船ユニットの2つから成り立っています。
クワッドコプターの部分は、単体でも通常のドローン同様にフライトが可能で、水上船ユニットに取り付けると、船のエンジンとして水上を走行可能となります。水上船ユニットは水に浮くように作られているので、沈むことはないですが、水中の映像を撮影することはできないようです。
実際に水上走行させている動画を見てみると、完全にドローンはエンジンとして使用されています。
その他の水上走行ドローン
水上を走るドローンといえば、タカラトミーから発売されている「水陸空RC」があります。水陸空RCは、ユニットに分離せず、ドローン自体が水中走行が可能となっています。
まとめ
「Hydrofoil」には、新しいドローンの遊び方を発信するパロット社ならではの目新しさがありますが、ドローンは単なるエンジンとして利用されているだけなので、正直、ドローンでやる必要があまり感じられず、水上での動きも従来のラジコンボートを超えるものでもないと感じます。
そのため水上走行をドローンで楽しむという点では、タカラトミーの水陸空RCに軍配が上がるように思いました。
但し、空中飛行が可能なドローンが水上エンジンとして活用可能となるギミックは、ドローンの汎用性の高さを改めて感じさせられる発想であり、産業用途での活用に活かされていく可能性を「Hydrofoil」から感じます。