10分で完成!親子で楽しめるカエデドローンがカワイイ楽しい【大人の科学】
目次
大人の科学マガジン「カエデドローン」がすごい
大人の科学マガジンといえば、安価で電子工作を楽しめるキット付きの雑誌ですが、今回「カエデドローン」という一枚羽のドローンが発売されるということで、久しぶりに購入してみました!
一応、雑誌という括りみたいなのですが、実物はほとんど付録ですね。わくわくします。
羽は発泡ポリプロピレンという素材でできていて、強く触ると折れてしまいそうだけれど、発泡スチロールに比べて衝撃吸収性が高く、曲げても折れにくいらしいです。
カエデの種は羽がついていてヒラヒラと風で遠くまで飛んでいく特徴があります。なるほど見た目はカエデの種そっくりです。
10分で完成!カエデドローンの作り方
付属品の確認
カエデドローン本体は完成品として付属していて、作るのはコントローラーだけのようです。
用意するもの
①プラスドライバー
作るのに必要な道具はプラスドライバーのみ。はんだごて等は必要なし。一応説明書によると最適なドライバーは、JIS規格のNo.1のドライバーとのこと。精密ドライバーは回しにくいため、グリップ経2cmぐらいの小型ドライバーがよいらしい。
②単4アルカリ乾電池×4本
家にアルカリ乾電池が無かったので、家に備蓄しておいた単4エネループを使用しましたが、大丈夫みたいでした。
コントローラーの組み立て
基板にスイッチを配置してねじ止め
導線をソケットにはめ込む
カバーをねじ止めして完成!10分もかからないです
カエデドローンの充電方法
①コントローラーの電源オフ、カエデドローン本体の電源オフをそれぞれ確認します。
②コントローラーの裏側から赤と黒の充電ケーブルがついているので、それをカエデドローン本体の充電ソケットに差し込みます。
③コントローラーの電源をオンにすると充電がスタートします。充電中は緑色のLEDが点灯し、30分ほどオートオフ。これで60%程度充電できるそうです。連続で2回充電することでフル充電になります。
カエデドローンの遊び方
①広い床に置いて、コントローラーの電源をオン、カエデドローン本体の電源をオン
②コントローラーのLED部をカエデドローン本体のLED部に向ける → 機体のランプが緑になるのを確認する
③スロットルレバーを上げる
少ししか浮かないんだけど・・・
スロットルレバーを上に入れると、勢いよくプロペラが回転してゆっくりと空中に浮かび上がりました!けれど地上10センチぐらいまでしか浮き上がらず・・・
説明書をよく読んでみると、2つのプロペラのうち、片一方は角度を変更することが可能であり、これによりつばさのピッチを変えて、上昇しやすくしたり、コントロールのしやすさを調整できる。
上昇しやすくして再度チャレンジしてみたけれど、あまり変わらず・・・。
で、ダメもとでもう一度充電してみると
飛んだ!
やっぱりアルカリ電池でないと、1回では十分に充電できていなかったようですね。
カエデドローンで遊んでみた感想
モーターで回転しているのは、小さなオレンジのプロペラで、メインの大きな翼は柔らかいし、当たっても全然痛くないので、安全に遊べます。
重さもすごく軽くてたったの12g。
余裕の200g未満ですので、航空改正法の対象外ということで、安心して遊ぶことができます。工作に必要な道具もドライバー1本なので、小さな子でも簡単にできると思います。知育玩具としても優れていると感じました。小さなお子さんのいる家庭ならば、親子で一緒に作ったりして一日過ごせるのではないでしょうか。
また本のほうには、カエデドローンが空中に浮かぶメカニズムについて、つばさによる揚力の発生などの解説やジャイロ効果を利用したドローンの移動について分かりやすく図解してあるので、ドローンの仕組みについて興味のある人なら大人にも子供にもオススメできます!