PHANTOM3初心者のための基本操作と練習方法マニュアル

2016/03/27

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PHANTOM3を飛ばす前の準備

ドローン初心者がはじめてPHANTOM3を野外で飛ばす際の手順と注意点をまとめてみました。

コントローラーの準備

  1. コントローラーのアンテナを立てる
  2. モバイル端末をコントローラーに固定(装着)する
  3. コントローラーとモバイル端末をUSBケーブルでつなぐ

本体の準備

  1. ジンバルの固定ホルダは外しておく
  2. マイクロSDカードがPHANTOM3本体に挿入されているか確認
  3. プロペラにヒビ(破損)が無いか、髪の毛等が絡まっていないか確認

電源を入れる

電源を入れる順番は「コントローラー⇒機体」の順で入れます。コントローラから先に入れることで、機体が誤動作することを防ぎます。大切なので必ず覚えておきます。

  1. コントローラーの電源を入れる
  2. 機体の電源を入れる

コンパスキャリブレーションを行う

コンパスキャリブレーションとは、Phantom3に内蔵されている電子コンパスの設定を調整する作業のことです。これは飛行場所を変更する場合には、毎回行うことが推奨されています。コンパスがずれていると、機体制御の正確性が低下してしまいます。

  1. DJIアプリ内の中央上部のシステム状態をタップ、「CompassCalibration(コンパス更生)」をタップ
  2. 機体を水平に持ち上げて360度回転する、機体のインジケーターが緑色に点灯すると成功、赤色の場合には、再度トライしてください。
  3. 次は機体を横向きに持って360度回転する、機体のインジケーターが緑色に点灯すると成功

実際にPHANTOM3を飛ばそう

離陸の仕方

離陸の方法には手動と自動の2通りがあります。

手動離陸

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  1. 機体のインジケーターが緑色、アプリ画面の上部にGPS信号安定性が表示されていることを確認(GPSの確認)
  2. スティックを逆八の字に入れてモーターをオンにする、モーターが始動したらスティックを離して元に戻す(モーター始動)
  3. 左スティックを上方向に押して機体を上昇させ、スティックを離すとホバリング状態に入ります。

自動離陸

  1. 機体のインジケーターが緑色に点灯、フライトモード「P」のときに使用できます。
  2. アプリから「自動離陸ボタン」をタップします。

着陸の仕方

着陸方法は自動、手動、ハンドキャッチの3通りあります。ハンドキャッチは機体への衝撃が最も少ないですが、初めは自動着陸から始めましょう。

手動ランディング

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  1. 左スティックを下に入れ続ける、このとき出来るだけゆっくりと地面に着陸するように気をつけましょう。

自動着陸

  1. 機体のインジケーターが緑色に点灯、フライトモード「P」のときに使用できます。
  2. アプリから「自動着陸ボタン」をタップします。

ハンドキャッチ

  1. 手の届く範囲で機体をホバリングさせる。最初は機体を動かして近づけるのは難しいので、ホバリングさせた機体に自分から近づくようにします。
  2. 機体のスキッドを右手でつかんで、左手で左スティックを下に入れて、モーターをオフにします。

モーターをオフにする

モーターの停止方法は2通りあります。

方法①

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  1. エンジンをオンにした方法と同じように逆八の字にスティックを入れるとモーターが停止します。

方法②

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  1. 機体を着陸させた状態で、さらに左スティックを下に入れ続けると、3秒後にモーターが停止します。

基本の飛行操作

操作方法はモード1とモード2の2通りから選択することができます。ここでは、空撮操作に向いているモード2で解説します。

前進・後退(エレベーター)

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右スティックの前後が、ドローンの前進・後退を操作します。

左右移動(エルロン)

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右スティックの左右が、ドローンの左右移動を操作します。

旋回(ラダー)

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左スティックの左右が、ドローンを回転操作します。

上昇・下降(スロットル)

uesita左スティックの上下が、ドローンの上昇・下降を操作します。

飛行テクニックの練習

四角移動

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基本の前後左右の移動を体に覚えこませましょう。エレベータとエルロン操作は、右スティックのみ行うことができます。慣れてきたら反対方向でも練習しましょう。

円形移動

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ドローンを円形に移動させるには、エレベーターとエルロン操作を複合させることになります。これは、右スティックを斜めに入れることで操作します。円形移動に慣れたら、次は8の字に移動してみましょう。

便利な機能RTH

PHANTOM3にはリターントゥホーム(通称RTH:Return To Home)機能が付いています。これはGPSを利用して、機体の離陸した場所をホームとして記憶し、設定した条件下でホームに自動で帰還する機能のことです。

事故を未然に防ぐ優れた機能ですが、GPSが機能しないような場合には、正常に動作しないことがあるので注意が必要です。

スマートRTH

コントローラーのRTHボタンを押すことで、一直線にホームへ帰還します。但し、天候や障害物などの影響で、ホームポイントに誤差が発生することもあるので、目視の範囲内に入ったら、もう一度RHTボタンを押してRHTを解除して手動帰還に切り替えるとよいでしょう。

ローバッテリーRTH

ドローンのバッテリー残量が残り30%以下になると作動するRTHです。バッテリー残30%以下になった場合まずは、アプリ上で警告が表示され、帰還するか着陸するか選択することができます。

もし警告時に距離が離れすぎている場合、帰還が困難と判断され、水辺や沼地に関わらずその場に自動着陸するため、そもそもローバッテリーRTHが機能する状況にならないように運用することが肝要です。

フェイルセーフRTH

ドローンとコントローラーの通信が3秒以上途切れると作動するRTHです。通信ロスト時のドローンの行動は、事前にアプリのアドバンス設定から2通りの選択が可能です。

1つはホームポイントまで自動で帰還する「ゴーホーム」、もう1つはその場に自動で着陸する「ランディング」です。

ゴーホームの場合には、ドローンとホームとの間に障害物がある場合には追突の危険があり、ランディングの場合にも、水辺や沼地など関わらず着陸してしまうので、事前に地形に合わせてフェイルセーフRTH設定を変更することが大切です。

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