Predator(上)世界で最も有名な無人航空機「プレデター」とは

「RQ-1 プレデター」 by wiki

「RQ-1 プレデター」 by wiki

プレデター

プレデター開発経緯

predator spec
全長 8.2m
全幅 14.8m
全高 2.1m
自重 512kg
最大離陸重量 1,020kg
航続距離 3,704km
最高速度 217km/h
失速速度 100km/h

「RQ-1 プレデター」は、1990年代初めに、米ジェネラル・アトミックス社が開発したGNAT-750をベースとして、米空軍の主導により開発された無人航空機(UAV)です。

プレデターとは「捕食者、略奪者」という意味です。「RQ-1」のRは偵察(Reconnaissance)、Qは無人機、1は無人偵察機の第一号ということを表しています。

米国防省のUAV開発導入計画「ティア」の中で「ティアⅡ」に分類される機体で、94~96年にかけて、先進概念技術デモンストレーション(ACTD)が実施されました。

97年には量産機の生産が開始し、副契約はノースロップ・グラマン社、ボーイング社が担当し、生産数360機に上っています。

特徴

機体は小型・軽量で、レシプロエンジンを装備したプロペラ推進により長時間の任務遂行が可能となっている中高度航空機です。中高度から低高度までの空域の偵察が可能で、攻撃能力があることから、汎用性が高いという特徴を持ち、2002年以降は、すべてのプレデターの名称を「MQ-1」に変更しました。Mは多用途(Multi)の意。

飛行性能

エンジンは101馬力の4シリンダー・ターボチャージャー・エンジン「ロータックス912」を機体後尾に搭載しています。燃料には、航空ガソリンを使用し、容量は3785リットルで、航続距離は3,704kmに及びます。

操縦方法

by wiki

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パイロットとオペレーターの2名に分かれて操縦を行います。プログラムされたフライトプランに従い自動操縦で飛行し、データーリンクにより地上管制装置(GCS,Ground Control Station)から遠隔操作により運用します。地上の管制装置、データ配信ターミナル、機体はすべて「C-130輸送機」により搬送することができるため、世界各地に瞬時に展開することを可能としています。

センサー

機首下にカラーテレビ(EO/IR)と戦術滞空合成開口レーダー(TE-SAR)を装備しています。監視・偵察機材のペイロードは204㎏あります。

ノースロップ・グラマン社製のTE-SARは、機体側方斜め下に範囲長さ10㎞幅800mをスキャンすることができると言われています。監視装置は全天候型で、戦場の画像をリアルタイムで部隊に送信することができます。

 

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